PROFILE

ダン・クラーク プロフィール

  アメリカ・イーストコーストのインテリジェンス・デザイナー・ブランド。

  本名ドナルド・J・クラーク(Donald J.Clark)1932年アメリカ東海岸マサチューセッツ州に生まれ、東海岸の多くの家庭の子弟がそうであるように、彼は厳格な家庭環境に育ち、エスタブリッシュメントの中で鍛えられる。ボストンに象徴されるように、最初の移民が足を踏み入れたアメリカ合衆国の歴史の出発地点であったマサチューセッツは、小澤征爾氏が音楽監督を務める交響楽団があり、シンフォニーホールや音楽大学があり、北斎や広重、歌麿などの浮世絵を集めた美術館がある一方、M.I.Tに代表されるようにテクノロジーや先端技術の研究機関が多く集まる、古くて新しい地である。このマサチューセッツの歴史的文化的産業的風土の中でダンの個性は育まれ、後に開花することになるダンの知性が磨かれていく。そうして彼は歴史と伝統を誇る名門ウイリアムズ・カレッジを卒業後、ベンチャーを求めてビジネス界に飛び出していくことになる。

  歴史を辿れば、彼の祖先ジョン・オールデン氏は、162096日新大陸での植民事業という壮大な夢を抱いて、イギリスからメイフラワー号に乗り込む。ヴァージニアを目指した帆船が約2ヶ月後に漂着したところが今のマサチューセッツであり、オールデン氏はその地から植民を始めた。まさに最初のアメリカ移民であり、最初の開拓者であった。そのオールデン氏から11代後の子孫であるダン・クラークは現代ビジネス界にあって、海図なき大海原に船出するさまざまな企業の水先案内人として、また新しいビジネスを創出するパイオニアとして、はるかな祖先のジョン・オールデン氏からの開拓者魂を受け継いでいる。彼はさまざまなエンタープライズやアントレプルナーをコンサルティングし、彼らの壮大なビジネスドリームのグランドデザインを描き出す。そこには、かつて航路を失いながらも未開地にたどり着いた開拓者たちと同じベンチャーの熱意と熱気を彼独特のインテリジェンスで包んだ姿がある。彼がデザインするものはダン・クラーク・スタイルとでも呼びうる個性的なものである。ウォールストリートやシリコンバレーで活躍するビジネスエリートの中にはダンのコンサルティングからビジネスのインスピレーションを受けた者が多くいる。

  彼は20071130日に静かにその人生を閉じ永眠いたしました。生前アメリカ北東部ニューイングランド地方のメーン州に住み、風光明媚でさわやかな環境を楽しみながら、アメリカの産業界を見つめていました。。

  そして時にはニューヨークやワシントンなどの求めに応じて出掛け、ベンチャーとしてビジネス界をリードしてきた自らの経歴にふさわしい知的エッセンスを盛り込んだビジネスデザインを提案して、コンサルタントとして活躍していました。


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